冬も楽しい(2)

 樹木の冬芽を観察をした結果、前回(2/6)は12本の冬芽のうち鱗芽9、裸芽2,隠芽1だった。今回は12本のうち鱗芽12(そのうち仮頂芽1)で、裸芽、隠芽とも無かった。私が観察した樹木では圧倒的に鱗芽が多く、裸芽と隠芽は少数だった。
 その中で今回は仮頂芽を見ることができた(「冬の樹木(2)」)。カキノキの先端に付いている鱗芽は頂芽に見えるが、カキノキは枝の先が枯れてしまうので頂芽はできない。そのために一番上についている側芽を仮頂芽と呼んでいるそうだ。枯れ落ちた枝の跡を枝痕と言い、これを見つけることがカキノキは仮頂芽と判断できるポイントになる。

ハリエンジュ

 また、前回はハリエンジュの隠芽を見た(「冬の樹木」)。この樹木には冬芽が見当たらない。ハリエンジュの冬芽は葉痕の奥に隠れていて、春になると葉痕が3つに割れてその間から芽が顔を出してくるからである。いくら探しても見当たらない理由がそこにある。 ところでハリエンジュの葉痕を見ると螺旋互生で3/8になっていて、周囲の様々な方角から見ることができる。その葉痕からでる芽が枝に成長すると、「ハリエンジュの樹形」写真②のように葉痕に刺さる杭のように見え異様な感じがする。この枝は様々な方向に伸びるため、幹を途中で伐採すると写真③のように全くまとまりのない樹形になる.

季節の描彩

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