冬も楽しい

定年退職後に再度始めたスキーだが、止めて4年が経つ。年齢が年齢だけに上手くなるはずがないのに、一向に上達しない自分に嫌気が差した。それ以来冬は自然に色が無く寒さが身に染みるだけで、退屈な季節になった。
ところが今年の冬は楽しく過ごしている。コロナ禍のため自宅から半径約2㎞の中を歩くだけだが、樹木の冬芽を見る楽しみができた。大きさがいろいろ、形もいろいろ。多くの芽鱗に包まれて寒さを耐え忍んでいる冬芽がある一方、芽鱗に全く覆われていない裸の冬芽もある。まして葉痕もいろいろである。特に葉痕は様々な大きさや形があり、さらによく見るとそれぞれ表情があるように見え、見ているだけで楽しくなる。
決して褒められることではないが、最近は持ち物にニッパが増えた。

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