ソウシチョウに逢いました!

昨日(3月13日)、中山寺奥の院でソウシチョウ(相思鳥)に出会いました。数羽が群れて藪の中で葉っぱを蹴散らしていたのです。このソウシチョウは中国、東南アジア原産ですがカラフルな姿と人を魅了する「ピヨッ ピヨッ チョウーホイ チョウーホイ」の綺麗な鳴き声から日本国内でも江戸時代から飼われていたようです。その内、さえずり騒音のため飼い主が放棄し、あるいは飼育状態から「篭脱け鳥」として抜け出し特に1980年代以降に国内での繁殖が進み、六甲山系でも見つかるようになっているようです。ただこの鳥は残念ながら日本では特定外来生物とされ、ウグイスやオオルリが駆逐される危険があるため侵略的外来種ワースト100選定種(鳥は5種)の1つにもなっています。名前の由来はつがいのオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするためと言われています。こんな生態や綺麗な姿・声なのに侵略的外来種とされ気の毒な鳥です!