昆虫定期便 No.78
今回観察できた翅の根元に特徴的な紋がある3種。並べてみると大きさが分かります。
左から、ベニトンボ、ハネビロトンボ、ネキトンボの順。


☆舞洲緑地でトンボ探し(10月と11月の2回、舞洲に行って来ました)
目当てはベニトンボとスナアカネ。両種は昨年も観察ができていますが、今年も見たいトンボでした。ベニトンボは南方系の種で、温暖化の影響を受け生息域が北に拡がりつつあるトンボ。大阪、兵庫、奈良と北上し、最近は京都や滋賀でも見られるようです。スナアカネは大陸からの飛来種と言われ、こちらも九州・四国・本州と記録される府県が増えてきています。
舞洲へは、JR桜島駅からバス。緑に囲まれた中に2つの池があり、水面ではタイリクアカネが連結して産卵しており、ギンヤンマも多く飛翔。目当てのベニトンボにも出会えました。ネキトンボは枝先でじっとして動かず、撮影に協力してくれました。

池では、見たことのない少し大きい目のトンボが数匹飛翔。他のトンボを追いかけ回していましたがスピードがありカメラで捉えられず。運良くネットインでき見ると、私にとっては初めて見る「ハネビロトンボ」。体長が5~60mm。後翅の幅が広く、翅の基部に濃褐色斑。定着しているのは九州や四国南部ですから南方からの飛来種になりますが、今は近畿各地で毎年のように記録されています。下の写真が「ハネビロトンボ」

*今回はスナアカネを見ることができませんでした。偏西風が北に偏っていたからかな?


