昆虫宅急便 No.46
皆様 昨日は楽しい時間を過ごすことができ感謝。仲谷さん、お世話になりました。皆さん、多才な能力をお持ちの方々で、偶然とはいえこの班で良かったと思います。
昆虫もシーズンオフが近づいており、いつもこの時期になると、もっといろんな所へ行っておけばと反省です。来年は少し「蛾」に力を入れようと思います。シンジュキノカワガを自宅飼育した記録です。 添付写真は、シンジュキノカワガの表側と裏側からの写真



前回「シンジュキノカワガ」について投稿しました。松田さんから漢字で書くと「真珠木の皮蛾」ではとのコメントをもらいました。樹木の「シンジュ」は「神樹」と書きますが、羽の色や樹皮の利用を考えると、この字でも良いな~と。9月30日フィールド調査で細河へ行き、再度この蛾を探しました。今もまだ飼育中ですが報告の続きを。(検索では漢字表記は見当たらず。)

これは以前に持ち帰り、シンジュの葉を入れて飼育した蛹。幼虫をケースに入れ観察中に脱走?部屋で羽化されると今後部屋での飼育禁止が出そうで困るなぁと。ケースの中から葉を利用した蛹があり一安心でしたが、隠れ方はホント見事。
下の2枚が、野外での本来の蛹の状態(9/30撮影)左:幹に木の皮を利用して作った蛹が3個あります。少し盛り上がっています。右:1個の皮を剥ぐと中から蛹。

蛹が音を出す仕組みの写真です。メンバーから教えてもらい家でケースに何も入れなかった状態で作られた蛹を見ると「なるほど!」と納得できます。蛹の尾の部分は縦の糸で横糸が少ないですね。弦楽器と同じ原理で、蛹が尾を振ると音が鳴ります。


この日、皮を剥ぎ出て来た蛹は持ち帰り。2日後ケースの中にはメンバーから聞いていたハエの卵がありました。音を出し敵が近づかないように驚かせ、完璧にカモフラージュしたと思える状態の蛹でも、ヤドリバエの仲間に寄生されていたんですね。自然界の厳しい一面です。(このハエはメンバーが撮影したもの)


