和歌山への移住

昨年初めより点々と移住地を探し始め、12月に和歌山への移住を計画し、1月は有田市の体験施設で1週間の体験宿泊、海側を主に探し、ようやく現在の海南市へ2月より田舎暮らしに入ることになりました。

予想以上に高齢者社会、畑あり、山あり、海あり、川あり、しかも町に近く買い物便利。しかし、裏山は元々みかんを主に山麓で畑があり、水路もあるのですが、今は高齢化により、担い手が減り、畑は竹藪に代わって、それも手入れはされないままで、人が入れない状態、果樹類はツル性の植物に覆われ半死状態、自然とイノシシ、狸、アナグマ等の良い隠れ家となり、畑の作物を狙いに姿を見せる機会が多くなる感じです。この3カ月は家の裏山、水路を主に掃除(整備)に明け暮れた感じです。時々作業をしながら、今なんでこんなことをしているのか?と自問自答することが多くなりました。

平屋の古民家が借りた借家です。前は広い畑、後ろは裏山が連なっています。景色は良い。

裏山の地主さんが、10年程前に脳梗塞で車いす生活となり、山へ来ることが出来なくなりほぼ放置状態、地主さんの家の隣の方が趣味で山芋等の作物を長年作られていたのだが、その方は自分の作物のことだけで、それ以外の場所の美観、整備などは全く見向きもされなかったようです。その方と裏山で会ったのをきっかけに地主さんに紹介をしてもらいました。割と狭い山なので、手入れするなら、一人でできるかなと思い、これ以上荒れないよう、少しだけ手を入れても良いですか?と話を持ち出すと、宜しくお願いしますと言われ、又、わしはもう山へは行けないので、お任せします。その代わり、山のナリモノは自由に食べてください。私たちはもう要りません。との話。

竹林、タケノコには恵まれました。随分切って間引いたのですが、まだ密集しているかんじです。右の写真は中環の段に堆積場を新しく設けて切った竹、草、木を集めました。山の下、中、上段に夫々同様に堆積場を造り、まあまあの美観になった感じがします。タケノコ堀もなかなか面白い。

整備するとビワの木、ミカンの木、クリの木、梅の木、ブドウが草、ツル、に覆われた中から半死又は完全に枯れた状態で出てきました。持ち直すだろうか?

家の裏、山裾に昔から設置されている水路。今は、畑への送水用には使わなくなってはいるが、雨が降った場合は、当然山からの水は流れてくるので、排水路の役割をすることになる。しかし、……。山と家の堺には2.5m程の石組みが在るのだが雨の後は1週間ほど、ある箇所は水がベッタリ!ヤバイ! 住んで20日程して気が付いた。

まあ、まあ、こんな田舎暮らしも有りかと思いながら、ゆっくり周りに合わせながらエンジョイしています。個人用で持っていた電動ノコ、電動バリカンがフルに活動しています。その反面自分の指、腕の関節が悲鳴を挙げています。6月一杯は畑での野菜作りも含め、掃除、整備、に明け暮れ、その後は足を延ばして観光、魚釣りも楽しもうと思っています。現在、和歌山ではパソコンは無く、スマフォのみの生活で、1カ月に一度、大阪へ帰ったときだけパソコンを使う生活で、ブログへの投稿もご無沙汰しております。12日の同期会で久々に皆さんのお顔が見えるのが楽しみです。  中村

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