昆虫定期便 No.89
ウォーキングに出かける前には必ず雨雲レーダーを確認していますが、先日出かけた時は全く雨雲なし。 途中でポツンと雨粒が体に当たったと思ったら、傘を開ける時間すらなく雷鳴と共にたたきつけるような豪雨。 すぐ近くのマンション駐車場に避難しましたが、最近の天気の急変はホント危険域!
添付はウスバカミキリ。拡大すると、錆びて朽ち果てた鉄の置物にしか見えませんね。



今年も野外ではカミキリムシを探してはしていたのですが、中々見つけられず、今年は少なかったのか探し方がまずかったのかなぁ~と。
下の写真は、ウスバカミキリ(薄翅カミキリ)。本来は夜行性で日中は木の幹などに隠れていますが、前日が雨で倒木の上を歩いている個体を見つけました。

他のカミキリムシと比べて翅が薄く、この名前がついています。確かに触った感じでは薄いとは感じますが、これが名前の由来とは? 体長も60mm程と大型であるうえに、大きな顎に触覚はギザギザで、見るからに「強い」という感じがします。気性も荒く背中を触ろうとするとすぐ噛みつこうとしてくるし、もっと恐そうな名前であっても良いと思いますけど。
逆に何となく優しい感じがするキボシカミキリ。色合いも灰色に気品漂う黄色の斑点。この背中の黄色い斑点が黄色い星に見えることからキボシ(黄星)カミキリと名付けられています。葉上にいたカップル。この日は9匹見ました。いる時にはいるんですね。

黄色の斑点が何かの星座に見えたら面白いのですが。顔をアップで見ても、愛嬌のある面構え。触覚が長くオスは体の約2.5~3倍、メスが約2倍。クワ科植物に産卵するのでクワやイチジクでよく見られます。右下の写真はケースに入れて腹部側から撮影したものですが、腹部側にも背中側と同じように紋様があるカミキリは他にいないのではないかな。



アブラゼミの次はクマゼミ、次はミンミンゼミにツクツクホウシ。順番に今年も桃山台にやってきました。ツクツクホウシが鳴けば、そろそろ涼しくなるはずなのに。今年はまだまだ暑いです。
キホシカミキリムシはやはり背中に乗っている方がオスでしょうか。柄はどちらもおそろいのようですね。
話は変わりますが、垣田さんは不要になった昆虫の標本などはありませんか?