枝に隠れておもしろポーズ―アオバズクの雛

2020年7月22日 大阪府箕面市の神社の 大きな榎の洞穴で 
今年3羽のアオバズクの雛が孵りました。これは巣立ってから3日目くらいです。
調べてみるとずいぶん前から毎年繁殖しているようです。頭が面白いようにクルクル回ります。
羽をパタパタ!かろうじて片目だけ捉えました!(他はみんなピンボケで)
羽がしっかり生えそろってきています。
巣から出たら5~6日で森へ移動してしまうとか。
大榎にできたほら穴。地元の方によるとここで巣作りが行われたそうです。
巣の下に落ちていた甲虫類。食事跡かも。
雛鳥3羽と上の方に親鳥がいます。離れたところにもう1羽の親もいました。5人家族です。
もうすぐ出発ですね!無事な成長を祈ります!

アオバズク

フクロウ目 フクロウ科 夏鳥。全長29cm(鳩くらい)暖地ではごく少数が越冬。青葉の茂れる季節に東南アジアの方より渡ってくるので、この名がある。羽音を立てずに飛び回り、主にガ類や甲虫類を捕食。小鳥やコウモリも獲ることがある。よく社寺林の大きな樹木の洞穴で営巣するが、人間の作った巣箱でも営巣がみられる。日本に生息するフクロウ類では一番身近な鳥です。子育てするのに人間が適当にうろうろしてくれる方が安全と思っているのかもしれない。この神社でもたくさんのカメラマンが集まっていました。私も3回通い随分と楽しませていただきました。人間とフクロウと共存共栄の楽しい関係を永く続けたいですね!(参考:新版日本の野鳥 山と渓谷社)

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