昆虫定期便 No.83

 私にとって昆虫観察は、ギフチョウからスタートです。今年も2回観察できました。ただ食草の様子も見に行きましたが、今までたくさんあった場所に今年は全くありません。ということは来年以降、とても心配な状況に。
 先日、昆虫の講演会に参加して来ました。数十年にわたる兵庫県のモニタリング調査でも、近年、チョウの種数・総数が顕著に減っているとの報告がされていました。

 主原因はシカの食害ですが、今はどこに行っても鳴き声を聞きますし、その姿も見ます。またどの山に行っても草本類が無く裸地化しており、「守るべきものが守れない」という手遅れの状況に既になってしまっていると、ホント危惧しますね。 添付写真はギフチョウ


昆虫科へ今年2名の加入があり、7名でスタート。月1回のフィールド調査地は淀川流域に決定。3月に鵜殿と十三大橋付近の下見を終えました。三川合流地や枚方、城北ワンドへは講座支援等で行っており、あと鳥飼や豊里、毛馬地域辺りへ足を伸ばせば、ほぼ調査地の淀川水系は網羅できるのではないかと。 毎年待ち遠しい春ですが、今年は厳しい寒さだったことに加え、春になっても気温の乱高下で冷たい北風が吹く日や季節外れの大雨がありと、虫の動きが例年に比べ遅かった感じがしました。でも徐々に越冬組も見られるようになり、これからが楽しい春です。寒さであまり出かけてはいませんが、個人的な今年の初蝶記録です。

*アゲハ(3/28)やモンシロチョウ(3/23)等も見ていますが、静止せずで撮影できず。


昆虫定期便 No.83” に対して1件のコメントがあります。

  1. 松田祐希江 より:

    近くの神社からお手紙が来ました。境内の緑化にわずかな寄付をした礼状でしたが、その中に「フジバカマを移植してアサギマダラの姿を楽しめるように・・・」という文言があり驚きました。神主さんでもいろいろ考えられるのですね。
    万博公園に調査で入るとヒトスジアゲハの姿が目立ちます。食草はクスノキだそうです。「藪」としてシカやら人間やらがどんどん刈り込んでしまう昨今ではこのような蝶ばかりになっていくのでしょうか。
    ギフチョウ・・春の女神・・・とても美しいです!

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