昆虫定期便 No.80
皆さま 本年もよろしくお願いします。
飲み過ぎ・食べ過ぎの年末年始で正月太り。体が重たく、解消までに相当かかりそうです。願った初夢の「一富士、二鷹、三なすび」も、トンボの夢も現れず。まぁ酔って寝てしまったという感じだったので、神様も呆れ果てたのでしょうね。
初詣は、毎年近くの氏神さんへ参ってから西国33ヵ所の「中山寺」へ。天気に恵まれ、青空に青色の五重塔「青龍塔」が映えていました。
添付写真は、中山寺の初詣風景。


2025年がスタート。1年が信じられない速さで過ぎていきます。いつの間にか、今年は年男6回目。振り返れば卒業した小学校は昨年少子化で統合され、田舎の景色も小さい頃とは様変わり。昭和が遥か遠くになった感じです(そう言えば今年は昭和100年ですから、当然ですけどね)。そんな昔を嘆いても仕方なく、今年も願うことは「健康で元気に活動すること」。年齢を理由に「歳だから仕方ないわ」と諦めることはせず、何でも挑戦して一歩前へ進んでいこうという情熱は持ち続けたいと思いますね。
今年の干支は「ヘビ」。「ヘビ(蛇)」という文字や漢字が付く昆虫を探すと、まず「ヘビトンボ」。また蛇は「ジャ」とも読めるので、「ジャノメチョウ」関係かな。今まで撮影した写真からは下のようになりますが、何となく暗いイメージの虫ですかね。

ヘビトンボは漢字で「蛇蜻蛉」。名前に蛇がつくのは、蛇のように長い頭を持ち捕まえると体をくねらせ大顎で噛みついてくるという習性から。最初は、私もよく噛みつかれそうになりました。夜行性なので夜間観察の時によく出て来ていました。大きく少しグロテスクな感じがしないわけでもないですが綺麗な水の川にしか住まず、環境省の水質を示す指標生物になっておりイメージとは真逆。ヘビともトンボとも全く関係なく、アミメカゲロウ目の仲間。ヘビトンボは本州に3種いますが、今まで見たのは上記の2種ですね。
ジャノメチョウは、漢字で「蛇目蝶」。蛇の目のような模様があることから名付けられており、一年を通して草地等でよく目にします。翅の表裏にある目の個数とか、目の大きさ・目のある位置で区別ができます。ただ表と裏で目の個数が違ったりするので、同定には翅の裏面を見た方が判別しやすいかな。このジャノメ(蛇の目)は、天敵の鳥から身を守るためのもの。一番よく目にするのがヒメウラナミジャノメで、他にヒメジャノメ等がいます。
*「ジャ」が付く昆虫に何がいるのかを思い起こした時に、最初に「ジャコウアゲハ」を思い浮かべますが、こっちは成虫のオスがメスを誘うために麝香(じゃこう)のような匂いを発することに由来し、ヘビとは全く関係なし。漢字で書くと「麝香揚羽」です。



明けましておめでとうございます。
昆虫類の少ない冬でも、「蛇に関する昆虫」とはホントに引き出しが豊富ですね!
樹木の葉っぱが散る観察適期の冬は、落ち着かなくてバタバタしています。
そろそろまとめないと・・・
1月になればそろそろ見飽きてくる「ツグミ」が今年はすごく少ないのが気がかりです。
松田祐希江