和歌山での生活の一端(農作物の被害)

Yuji Nakamura

農作物の生産は大変!!
 移住した初めの年は周りの畑、ミカン畑がイノシシに荒らされている状況は見なかった。アライグマ、タヌキがオリに入ったのはそれぞれ一度見たぐらい。アナグマの姿も見かけはしたが、珍しいぐらいに感じていた。3年経った今は野生鳥獣による被害はあちこちに、広がってきています。トウモロコシが昨年はネットもしないで収穫出来たのだが、今年は植えた20本全てが大阪に帰っている間にそっくり食べられました。なんと綺麗に食べるものか、皮をむいて、芯だけ残し、折らず、倒さず、驚かされる。食事の様子を赤外線カメラで撮りたいものだ。下の写真は、どうもアナグマの仕業と思われます。
 カラスも好きなようです。カラスは茎をかじって倒したり、食べ散らかしで荒っぽい。スイカは昨年はカラスにつつかれて収穫出来なかったので今年は釣り糸を張り巡らして対策しました。これは成功でした。周辺の畑も今までより大きな被害が確認されています。ミカン畑もあちこちにイノシシの耕した跡が残っています。水路の土手にはアナグマが掘った穴、穴埋め補修が必要です。やはり、活動が年々活発になってきています。ここへ来た時に山裾を散歩しながら、放置畑、放置林が横長に広がっている状況から、野生鳥獣の良い隠れ場所だなと感じてはいました。農家の方も役所の方へ駆除依頼はしているようですが、一向に対策に手を付ける様子はこの近所では見られません。個々に防御サク、電気ケーブル、更に天井ネットを設置されるのが現状です。地域全体を見た対策が、特に、草の生い茂った放置畑、放置林は防災上の大きな問題の要因ともなると私は思うのだが……??。

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 スイカ、サツマイモなども電気サク、ネットが必需品になってきています。
 ミカン畑、放置の畑などはノシシの耕した跡が目立ってきました。
 又、せっかく育てた農作物も表面、見た目の美しいもの、形の一定のものが店頭に並び、大き過ぎるもダメ、小さくてもダメ。表面が一部でも焼けているもの(日焼け)、傷のあるものは除外される。一部に限って“訳あり”とか“ジャム”用というレッテルが付いて少し売られている。ブロッコリーを農協へ卸す農家さん、大きく育った立派なブロッコリーを“これはダメなんです、サイズが○○cmを超えてしまって!!ニンニクも5粒程の実全体を包んでいる皮が破れていてはダメ、外見が美しいこと!!というような声が常に聞こえてきます。店頭に並んでいる農産物の形、色のなんと一定に揃っていること、虫食いのあるものは全くといって見かけない。ここまでするには消毒、設備改善等、に相当な力を注ぎこむことになる。反対に廃棄する割合も相当なものであろう。私は家内と一緒にスーパーとかへ行くと必ず“訳あり、“ジャム用”のレッテルを張られた品物を優先的に見て買って帰る。味は何も変わらない。農作物の価格高騰、食糧難、食料自給率、現状日本の課題である。


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和歌山での生活の一端(農作物の被害)” に対して1件のコメントがあります。

  1. 松田祐希江 より:

    中村さん
    20本全部食べられちゃうなんてとても残念! 最近は2本足の動物も多いようですから、それに比べたらましなのかなあと思ったり。
    最近は大手スーパーでも「農家さんコーナー」ができて不揃いな野菜も売られています。
    オアシスでは最初は激安だったのにこの頃はいい値段がついています。
    私は黒にんにくを作るので、にんにくを大量に買います。中国産のにんにくは形がぴったり同じで不気味なくらいです。いろいろ無理をして作られているんだろうなあと思ってしまいます。
    暑さ厳しい毎日です。ご自愛ください。

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