戸隠 野鳥の楽園 その2
2年前の戸隠観察の時と今回の違いは、季節がやや早く進んだのか野鳥の繁殖活動がよく観察できたことです。ほぼ同じ時期に来ていたのに2年前に満開だった水芭蕉の花は盛りを過ぎていました。
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水芭蕉の花はほとんどなくなり、巨大な葉が目立ちました。
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右のカワラヒワは岸和田市「蜻蛉池公園」で撮影したものです。
カワラヒワは大阪でもちょっとした公園や農地で見られます。でも抱卵中を見たのは初めてです。戸隠の自然の中なら安心感があるのでしょうか。抱卵の邪魔をしないようにすぐに退去しました。
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ズダヤクシュは漢字では「喘息薬種」と書き、喘息の薬として使われたそうです。
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コサメビタキは地味な羽色ですが、お目めぱっちりで人気のある鳥です。両眼視で飛んでいる昆虫を空中採食します。巣の材料は梅の木ゴケと蜘蛛の糸で、木の瘤に似せた巣を作ります。邪魔しないようにそそくさと撮影しました。
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ハルゼミは戸隠森林公園で1日中鳴いていました。
2年前の戸隠観察ツアーに比べると今回は、種類数はともかく量において少なく感じました。2年前の時は雨が多かったにも関わらず、アカゲラなどは最後には「またアカゲラか~」というほど観察できましたが今回はあまりいなく、期待したミソサザイも声のみでした。
これがたまたまそうだったのか、温暖化など環境の変化の結果なのかは分かりません。人間が環境に大きな負荷をかけていることに間違いはありません。何かできることはないかなあと最近は、近所の「オオキンケイギク」の除去に精出ししています。