タカの渡り
天高くタカ空を渡る時期になりました。(いや既に関西ではピークは過ぎていますが)タカの渡りの観察は他の野鳥の観察会とはずいぶん違いがあります。
・あまり歩かないでよい。(観察地点が交通に便利な場所なら)
・おしゃべり大丈夫。(大声でなければ全然大丈夫。空高いタカには聞こえません)
・キャンプチェアにどっかり座り、飲み食いしながらの観察ができる。
なんと中高年にピッタリではありませんか! 老眼の方は性能の良い双眼鏡の持参をお勧めします。
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ハチクマはサシバより数は少なく今までの最高は同じく猪子山で9月25日の268羽でした。サシバより首が長く羽が太いのが特徴です。翼指(羽の先が指のように分かれているところ)が通常は6本ありますが、これはなぜか5本しか見えませんでした。(ほんとにハチクマかなあ?不安)

タカの渡りネットワークよりサシバだけを抜き出しました。縦軸は羽数、横軸は日付(906→9月6日)です。(転載禁止)19日と23日がほぼ0になっていますが、台風が通過した時です。渡りの数やルートは天候とその他環境に作用され毎年変化があります。伊良湖半島は以前は有名な渡りのポイントでしたが、風力発電ができたためか近年数が激減しました。(五條北山とは5万人の森の事です)

9月後半から10月末まで渡りを楽しめるタカです。写真では分かりにくいですが、頭がまるこくて目が大きく女性から推しの声をよく聞きました。「ノスリ」野をするように飛ぶという語源だそうです、関西でサシバやハチクマは私は(渡り以外で)観察したことはありませんがノスリは何度か見た事があります。


実際にタカの見える大きさは、ほぼゴマ粒くらいです。双眼鏡でしか見えないときの方が多く、たまに肉眼ではっきりと見えるときは歓声が上がります。サシバの模型は5万人の森の観察を続けている方が手作りされました。
タカは上空に上がるために良い天気の時に起こる上昇気流を利用します。サシバやハチクマが数羽から時には30羽くらいが輪になりくるくると回り上昇します。関西の観察地点からは淡路島や直接四国を目指して飛ぶそうです。
関西で私が行ったことのある観察地は、高槻市萩谷総合公園 奈良県5万人の森公園 川西市昆陽池公園 です。3か所とも初めて訪問の方にも親切で、挨拶をきちんとすればタカが来たことも教えてくれます。肉眼で観察できるタカを狙うなら、朝早く「ねぐら立ち」を見るのがお勧めです。萩谷や5万人の森なら、近くでねぐらをとったタカの朝起きの姿を見ることが出来ます。(絶対とは言えませんが)
雨上がりの好天を狙って10月からはノスリを観察に レッツゴー!
2022年10月3日 松田祐希江


