アオバズク幼鳥がもふもふで可愛い!
昨日、能勢の野間にある大ケヤキにアオバズク子育ての様子を見に行ってきました。
今、能勢町間野にある大ケヤキでアオバズクが子育て中です。アオバズクはフクロウ科フクロウ属の鳥で羽角のない種類です。間野にある大ケヤキは高さ27Mで幹回りが13Mとまさに立派な巨樹・大木です。樹齢は1000年とも言われ、ケヤキとしては西日本最大です。そのケヤキの空洞に毎年4月頃、南方から夫婦鳥が飛来し子育てをします。
![](http://midori24-2.icurus.jp/wp-content/uploads/2022/07/keyaki.jpg)
青葉の繁る頃に日本にやってくるのでその名がついたようですが、今年もやって来て7月に入って幼鳥が孵っているとの情報が入りました。 私は昨日18日に現地に行き3羽の「もふもふ幼鳥」の可愛いい姿を確認してきました。アオバズクの親鳥はお腹に縦斑があり今来ているお母さんの縦斑はハートマークと粋なデザインをしています。幼鳥には縦斑はなく白い小さな産毛状の羽で覆われています。
もう既に結構大きく育っているので近々巣を離れることになりそうです。私の訪ねた日は祝日でもあったのでバーダーさんが15人ほど来ていましたが、結構な数の観光客もボランティアさんのスコープを覗いて「可愛い!」を連発されていました。大ケヤキは公共交通の便が悪い場所にあり、暑い日でしたが妙見口駅から登り坂を含め往復3時間を歩きました。でもアオバズクに会え、歩いた甲斐がありました。
<参考>
![](http://midori24-2.icurus.jp/wp-content/uploads/2022/07/24緑2会HP投稿アオバズク-1-1024x1472.jpg)
仲谷さん 堂々たる野間の大ケヤキとモフモフの
アオバズクの写真ありがとうございます!
一度見に行きたいなあ~と思いながら野間の方にはまだ行けていません。往復3時間と聞いてさらに腰が引けてしまいました。箕面市にも毎年繁殖するアオバズクがいるのですが、成人した子供たちはどこに新居を構えるのでしょうか? 大木が少ない日本でどうしているのかなあと思ってしまいます。ではまた! 松田祐希江
松田さんほど全国を巡る、「豪華な」鳥探し旅はしていませんが、私は近場を歩いて鳥との出会いを楽しんでいます。今回の能勢町間野への道周辺は緑一杯の棚田、台場クヌギ、さらに色彩豊かなダリヤ園もあって里山の風情がたっぷり楽しめる場所です。6月には妙見山への登山道ではサンコウチョウが鳴いていましたし(残念ながら葉が茂っていて姿は見えず)、オオムラサキ蝶の羽化も観察出来ましたよ。
妙見口駅から野間までは歩くと時間はかかりますが歩くことによるご利益が多くあり是非一度歩かれると良いですね。