昆虫定期便No35
皆さま、お久しぶりです。昆虫も動き出しましたので投稿開始です。添付の写真は「オカモトトゲエダシャク」
今年は昆虫科1本です。皆さんからの投稿写真を基に、その場所へも活動範囲を拡げる予定です。「こんな虫がいたよ」というのがあれば、お知らせください。
昆虫観察から No35
2022年4月15日
春到来!やっと私にも活動再開の季節がやって来ました。今年のシニア自然大学昆虫科は、2名減って8名。絶滅危惧種の仲間入り?かな。今年の昆虫科のフィールド調査地は10年前にも調査があった池田市細河。五月山の西側に位置し、北摂では有名な昆虫のメッカ。私も何度も足を運んでいる場所です。10年前にも昆虫科として調査されていますので、今年の調査結果との比較で昆虫相がどう変化しているのかにも興味が湧きます。
「昆虫のスプリングエフェメラル」。エフェメラルは「短命」とか「儚い存在」という意味で、虫の世界でも1年の内で春先にしか見ることのできない虫のことを指します。私にとってスプリングエフェメラルの代表は、やはり「ギフチョウ」。今年は数か所で飛んでいるのを確認しました。黄色の花には来ないと言われますが、写真は菜の花に来た時に撮影しました。「コツバメ」も春先に見られ、私の好きなチョウですね。
他にも春先のみに見られる虫がたくさんいます。蛾のスプリングエフェメラルでは「オカモトトゲエダシャ」。翅が巻かれているように見えますが、飛ぶ時には、ちゃんと広がります。3~4月のみに見られます。今年初めての細河で、この蛾を見られたということは幸先良いスタートが切れたのかなと。アブのスプリングエフェメラルの代表は「ビロウドツリアブ」。空中でホバリングしている姿が、吊り下げられているように見えるからこの名がついたと言われています。ホバリング中は静止しているように見えますが、移動は速くUFO並みの瞬間移動。止まらないと撮影が難しい。カミキリムシでは「ヒメスギカミキリ」。これも細河初日に発見。これから気温も上がっていくので、たくさんの虫を見てコロナで苦しめられた2年を取り戻そうと!

ギフチョウ 
コツバメ 
オカモトトゲエダシャク 
ビロウドツリアブ 
ヒメスギカミキリのメス 
ヒメスギカミキリのオス
ここ数日の暖かさで、自宅で冬を過ごしたアオスジアゲハ、ジャコウアゲハ、ナミアゲハ、モンシロチョウ、ツマキチョウの蛹が全て羽化してしまいました。羽化の様子を撮影しようとじっと待っていたんですが。まあツマキチョウ以外は年何回も羽化するので、また見つけようと。

アイキャッチ画像
左の写真は「オカモトトゲエダシャク」
2022.3.11伏尾町


