2024年 今年の10枚
今年の漢字では「金」が選ばれました。そういえばオリンピックもあったんだ・・・紛争に環境問題、政治の混乱、進まない災害の復興など新聞を開ければお先真っ暗なニュースが飛び込んできます。我が家では恐ろしいくらい何もなく、つましい年金生活を送っています。(と、妻の私は思っていますが)この「何もない」生活が続くことを祈ります。
野鳥を追いかけて写真が大量にたまり、今年の10枚を選んでみました。珍鳥や迷鳥の類はありませんが、人間の生活に影響されながらも逞しく生きています。遠征した時の野鳥写真などは省いています。


どちらも野鳥科で訪問しました。「イカルの群れか~」と思っていましたが、帰宅して写真を精査したTさんから「イカルの群れにコイカルが混じっている!」とメールがありました。知識としては知っていましたが、目の当たりにしたのは初めてです。左の写真の中央に嘴の先が黒くなっているのがコイカルです。大きさも一回り小さいです。イカルは留鳥ですが、コイカルは冬鳥です。4月になれば大陸に渡ってしまいます。
右の写真は町の公園でもよく見かけるジョウビタキ♂です。寒いからか、興奮したのか見事に丸いです。


どちらも営巣中の様子と思います。アオサギは何を考えているのでしょうか? この季節は相手探しに巣材を咥えて飛び「俺は子育てに協力するぜ!」とアピールするオスもいるとか。


親鳥の後を必死でついていく雛の姿は健気の一言。近所の公園です。カルガモとマガモのメスはよく似ています。見分け方は嘴で、カルガモは黒い嘴の先だけが黄色くなっています。右の写真は服部緑地に入る前の天竺川です。3面コンクリートに囲まれた檻のような川ですが、黄色い靴下をはいた天使が舞い降りていました。


カモ類の多くは渡りをします。大陸から海を越えて飛んできて冬を凍らない日本の池で過ごします。近所の池に9月になればちょくちょく覗きに行って「まだ来ていないな」「暖冬だし、ここまで来んでもいいかと思っているかも」などと考えたりします。ヒドリガモは着いたばかりで、まだオスかメスか良く分からない羽衣です。アオバズクは繁殖のためにこの季節に東南アジアの方から渡ってきます。ほぼ毎年同じ木にやってきます。昨年はアライグマに巣を占領されてやってきませんでした。今年は地元のアオバズクの愛好の方が対策されて無事に営巣できました。ありがたいことです。


ノスリは枯れ木の中にじっと隠れて保護色でわかりません。この時はひらりと飛んで収穫の終わった田んぼに行き狩りが成功しました。滋賀県の野鳥会に参加したのですが、関西で大型のタカ類を見ようとすれば、トイレの完備されたような公園では難しいというのを実感しました。(トビは別として)
アトリの大群は300~400羽いました。大群で里地を飛びまわり、遠くの電線に留まったりを繰り返していました。野鳥科で近江今津は2・3年に1度は訪問しているそうですが、このような風景は初めてということです。
10枚選んだ以外にも「トビの羽を引っこ抜くハシボソガラス」とか「4羽の雄に求婚されるマガモ♀」とかあったのですが、厳選しました。とりあえずは平和な日本で野鳥の追っかけができる日常を大切に暮らしたいと思います。来年もお付き合いの程、よろしくお願いします。


