野鳥のブローチ

                            松田祐希江

8月は猛烈に暑くてしかも野鳥も見つけにくい季節でした。(留鳥や夏鳥がいますが葉っぱの茂りで見えないし、鳴かないのでどこにいるか分からない)母の部屋を片付けて娘の使わなくなった学習机を入れて、作業場を作りました。いつでも取り組める場所があると作業が進むものですね!バードカービングの会で教えていただいた野鳥のブローチを、エアコンの効いた部屋で快適に作ることが出来ました。

ゴジュウカラ 長野県戸隠で見た印象的な野鳥です。木の幹を逆さになって降りていきます。その動きは鳥というよりリスのようでした。

スズメ どこにでもいる野鳥ですが、造ってみると意外と羽の色が複雑で面白いです。羽の形の「雨覆い、初列風切り羽 次列風切り羽 小翼羽・・・」などが小さいながらそろっています。

マヒワ 作るときは何体かまとめて板状木材より電動のこぎりで切り取ります。これがなかなかふらふらとさだまりません。やすりで削って形を作りますが、ひとつひとつ個性がが出ます。

シメ 4月に大泉緑地でたっぷりと観察することが出来ました。虹彩が茶色です。目玉は釘の頭を打ち込んで作りますが、絵の具で描き分けました。

カワセミ 意外とどこの公園でも見かける野鳥で、野鳥のシンボルとしても大人気です。

エナガを作る

野鳥の形を作るときに一番神経をつかうのは、嘴の形です。餌の取り方で嘴の形がずいぶん変わります。といっても、柔らかい木製ですので、あまり細くすると強度が無くなります。

彩色の時は羽のそれぞれの部位の形が気になります。本物を正確に再現しようとリアルに彩色するので、あまり可愛い出来にはなりません。

沢山出来たので 近所の公園で開催された市民のお祭りのフリマに出店しました。11羽買っていただきました。(ほとんど知り合いですが)売り上げの1部はシマフクロウの保護に寄付する予定です。

長々と個人的な趣味の世界にお付き合いありがとうございます。

秋の季節はタカの渡りの季節です。9月25日は高槻市萩谷総合公園で811羽というとんでもない(飛んできたのですが)記録が出ました。たくさん飛ぶという予想が出ていたので行きたかったのですが、仕事で行けませんでした。(涙そうそう)雨が降り続いてからりと晴れた日など空を見上げてください。運が良ければ、タカがさっそうと空高く舞う姿が発見出来るかもしれません。 終わり

野鳥のブローチ” に対して1件のコメントがあります。

  1. midori24-2 より:

    私の投稿を閲覧する人はほとんどないですが、9月後半になり野鳥関連で毎日10名程度覗かれて盛況です。会員以外の検索と思われますがタカの渡りの季節のだからでしょうね。 midori24-2

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