豊中市 赤坂下池 ツバメのねぐら立ち
松田祐希江
この8月の時期はツバメは子育てを終えて親ツバメは南下してしまいます。残された若鳥たちはヨシなどの生えているところで夜は集団でねぐらをとります。関西では奈良の平城京跡のねぐらが有名です。現地調査の方の話では5万羽から6万羽のツバメがねぐらをとるそうです。
豊中市の赤坂下池は住宅街の中に取り残されたように残るため池です。この池に6000羽から10000羽といわれるツバメがやってきます。平城京に比べると数は少ないのですが、この池はまじかにツバメの姿を見ることができる魅力的なポイントです。
夜にねぐらに入れば当然朝になればねぐらから飛び立ちます。赤坂下池は自宅から車で25分くらいで行けるので行ってみました。早起きは全く問題ありません。(年取る事の良いところ!)


2024年8月22日 早朝4時過ぎに赤坂下池の現場に到着。夜間撮影のカメラの設定が分らず、真っ白けの月です。満月より3日過ぎて右下が欠けているようです。ツバメたちはヨシの葉に鈴なりに止まっています。4:26頃には鳴き声が聞こえ始めました。あたりはまだ暗いです。


狭い池に密集しています。クズが繁茂していますが、除去が間に合わずヨシが押されているそうです。ツバメはクズにはとまりません。現地で調査している方の情報では今年の数は約1万羽との事です。(2018年8月9日は大阪自然史博物館資料では1万4千羽の記録)。


左の写真は8月10日にねぐら入りの観察の時に撮った写真です。ヨシにとまらず電線でねぐらをとるツバメもいます。右は北大阪急行線 千里中央 セルシーで子育て中のフン害を防ぐために管理者が設置した特注の赤い傘です。私の知る限り5か所はありました。昨年までは通常の傘をフン害予防に使われていましたが今年からはミニ傘に変更されました。道行く人々が「可愛い!」とスマホ撮りされていました。


4:51 伸びをしたり翼のお手入れを始めたり動きが活発になってきました。鳴き声も1段とにぎやかです。4:59にまず大きな集団で北の方角(箕面)に飛び、5:01に再び集団で飛びました。同じ方向です。右は5:01の朝焼けの様子です。この日の日の出は5:24(国立天文台 大阪府)でした。


ツバメたちと入れ替わるようにゴイサギが飛んできました。池に張り出した樹木にひっそりととまりました。この池はフェンスが張り巡らしてあるので、安心感があるように思います。
この赤坂下池ではほかにもバンやカイツブリが暮らしています。住宅街にため池が残されている理由は良く分かりませんが、いつまでも鳥たちが安全に過ごせる場所が残されてほしいものです。ツバメの集団ねぐらの様子は10月初旬まで見られるそうです。



こんにちは!
大阪大学の研究生なんですけど、ツバメのねぐらについて意識アンケート調査する予定で、ねぐらの写真1枚アンケート用紙に使っても大丈夫でしょうか?
よろしくお願いします!
マリアム