和歌山での生活の一端(雑木林・畑地が竹林に変遷)
3月の同期会で里山の現況と私の田舎暮らしの一部も皆さんに見て頂きました。いかがだったでしょうか?雨模様の天気ではありましたが、楽しい同期会であったと、嬉しく思います。
放置林、放置畑になると、悪い事象はどんどん表れて來るが、何一つ良いことが見えて来ません。竹山も整備がされておれば良いのですが、竹の繁殖力が人間の整備能力を完全に上回り、山の頂上まで竹に覆われた状態の山並みをよく見かけます。和歌山から大阪へ帰る高速で、県境の紀伊山脈を越えて岸和田辺りからは竹山ばかりです。竹は20日程で20m程の高さに成長し、さらに自分が繁殖する為に地表の浅い層にどんどん根を横に広げていきます。背の高さに比べ幹部は細いので、いずれ密集状態となります。今迄そこに生えていた木は竹に覆われ、太陽光を十分に受けられず、光合成が充分出来ない呼吸困難状態に陥り、次第に弱って朽ち果ててしまいます。広葉樹の落葉は山の栄養となるが、どんどん衰退の方向に向います。竹の根は浅いので、山の保水力も従来の木が茂っていた状態よりははるかに弱まり、水害、地震災害などにも弱くなります。

つる性植物(アメリカアサガオ、クズ、ヤブガラシ等)も同様に木に巻き付いて、やがては木を窒息状態にして枯らしてしまう。自分はどんどん新芽を展ばし上へ上へとよじ登っていく。

外観からはツルの内部は見えないので、剥がしてみると中からウメの大木が表皮も黒ずんで、まるで枯れてしまったかのような、いやいやほとんど枯れている状態で現れる。
下の写真の桜の木、樹勢が弱く、枯れそう。周辺の地面は草が全く生えていない、真っ黒に枯れた草の茎が突っ立っている、表面はザラザラである。雨が降れば土が流されそうな状態。この山裾の一帯は地元の人が管理していると聞いています。これは草刈り作業を省き、除草剤で草の生えるのを押さえている。除草剤の弊害を考えない管理方法で、見ればすぐ判る。嫌な光景ではあるが、どんどんこういう情景が増えているのが現実である。 竹はこの状態でも出て來る。


